3月25日(土) に、第37回ニッセイ財団環境問題助成研究ワークショップ「農山村を持続可能で豊かな暮らしの教育拠点にするための実践研究-京都の里山「京北」を舞台に」を、オンサイト(ことす)とオンラインで開催いたしました。オンライン配信内容は、次から録画をご覧いただけます。
第一部:https://youtu.be/AT0OJEE8vxg
第二部:https://youtu.be/hPq_kB40sJA
第三部(SDGs問答):https://youtu.be/BVSJJ0o6sAI
「京都・農山村のSDGs教育拠点化」研究会では、2020年度より、京都市右京区京北地域をフィールドに、農山村を持続可能で豊かな暮らしの教育拠点にするための実践研究を展開してきました。教育、植物・土壌、心理など、全く異なる専門を持つ研究者が、中高生や大学生、地域の方々とかかわりながら、地域の教育資源の発掘と可視化、それらを活用した教育プログラムの開発、プログラム参加者の心の変化や成長などについて研究を進めてきました。
本ワークショップでは、これまでの成果をまとめると同時に、今後のさらなる研究や取り組みの可能性について、対話いたしました。
第一部11:00~12:30 開会及び「農山村の現状と可能性」
〇オープニングスピーチ
開会挨拶 日本生命財団理事長 林武史
趣旨説明 京都大学大学院地球環境学堂 准教授 浅利美鈴
〇農山村の現状 -京北の地域資源の現状と課題・可能性
公益財団法人日本自然保護協会 武田裕希子
〇農山村の地域資源 -茅葺き屋根をめぐる資源循環
京都大学大学院地球環境学堂 准教授 真常仁志
〇農山村での可能性 -地元の小中高における教育とSDGs・持続可能性
京都大学大学院地球環境学舎 修士2回 張馨キ
〇農山村との可能性 -中高生SDGsリーダーズ育成プログラム
京都大学大学院工学研究科 修士2回 上田知弥、
メディカルコピーライター 渡部裕司
〇SDGs教育の裾野 ~中高生のこころの成長を考える
京都大学人と社会の未来研究院 特定准教授 畑中千紘
第二部 13:15~13:55 「農山村から萌芽する夢」
〇京都市立京都京北小中学校の児童によるSDGs学習の成果発表
〇全国中高生SDGsリーダー育成プログラム参加生徒の成果発表
第三部 14:00~16:00 SDGs問答「農山村から社会を変える教育を」
〇特別ゲスト
総合地球環境学研究所 所長 / 日本生命財団 会長 山極壽一
島根県立大学 准教授 田中輝美
〇研究会メンバー
これまでの研究発表や、学習成果発表なども受けて、農山村の課題や可能性について、じっくりと問答しました。同志社女子大学の学生さんらの活動成果発表と意見交換も交えました。
【お問い合わせ】
京都大学大学院 地球環境学堂 浅利美鈴研究室
メール:ecocheck@eprc.kyoto-u.ac.jp
電話:075-753-5922