これまで、ことすでは「アップサイクルコレクション展」の開催や、サーキュラーエコノミー創生プロジェクトである「こと:ファクトリー」(京都大学と株式会社モノファクトリーが監修、びっくりエコ研究所と応用芸術研究所が企画運営)の立ち上げなど、全国の先端事例の収集展示と実践に取り組んできました。今後、より一層アップサイクルという「文化」が検証され生活に浸透していくことを目指して、リシンクホールの壁面にリニューアル展示を行いました。
(リュニーアルされたアップサイクル作品の展示)
(アップサイクル スリッパ、素材:着物)
(コーンと買い物かご、素材:人工芝)
展示棚の制作には京北産の木材とソーシャルマテリアル®(地域や企業の不要なモノ、廃棄されたモノ=素材)が使用されており、棚そのものがアップサイクルプロダクトとなっています。今後もことすでは、アップサイクルの事例をさらに収集・展示・創造していきます。ぜひ、一度足を運んで現物を御覧ください。
素材は3つ。アップサイクルでつくった展示棚
展示棚は、地元京北産の杉を使用して作られており、スリットを入れた部分にシートベルトを通して棚板を置く、というシンプルかつ捨てる部分を極力減らしたデザインとなっています。使用したソーシャルマテリアル®は、廃シートベルトと廃リベット。どちらもことすに集まっている素材です。展示棚は壁面を自由にスライド可能で、大小様々なものが展示できる仕様となっています。
アップサイクルプロダクトを募集しています
リニューアルに伴い、アップサイクルで作られたプロダクトの展示品を募集しています。詳しくはお問い合わせください。
こと:ファクトリーへの参加者も募集中!
新しい形の循環経済の構築と循環社会の実現を達成するには、多くの企業、大学、自治体、団体、個人などジャンルを問わない多様なメンバーの叡智が不可欠です。京都大学の学知と株式会社モノファクトリーのノウハウをベースに、参加される皆さまとのネットワークを構築、循環型経済・社会への移行プロセスをデザインしていきたいと考えています。ご興味をお持ちいただいた方、ワークショップ等に参加をしたい方、これからの社会を共に作って行きたい方は、ご連絡ください。
京都里山SDGsラボ運営協議会事務局
kyoto.satoyama1@gmail.com
075-748-1986(10:00~17:00)※日・月・祝日休業
担当:福元・西馬