7月28日(日)は、ことすOPENデーを開催。企画・運営は、森守協力隊が主に担い、いきものイベントへの参加者を含め、合計約130人が楽しみました。
七夕飾りした笹は、近隣の商業施設でも展示
「七夕祭りと流しそうめん」とSDGs
「七夕祭りは7月7日じゃないの?」との質問を受けました。それは明治5年までの旧暦を使用していた時のことで現在の太陽暦を使用してからは、伝統的な風習が1か月ほどずれてしまいました。今年の旧暦では8月10日が7月7日の七夕祭りの日になります。太陽暦になっても昔の旧暦の数字そのまま、使用していますので、1ヶ月ほどずれた状態です。日本の気候は、春夏秋冬の4季節に分けられ、それをさらに、1季節を6つに分けた24節気、それをさらに分けたのが72候です。農作業活動をする前は、手紙の季節のあいさつ文の書き出し、大暑の候の候ぐらいにしか受け止めていなかったのですが、一年中農作業活動に関わることで気づいたことが旧暦の見直しや候の重要性です。農作物は、1候7日ほどずれると成長が違ってくることを実感しています。農作業活動を進めるためには旧暦が今も欠かすことできない日本の暦です。
竹箸作り。作った箸で、流しそうめんを食べました!
七夕を飾る竹は、太陽暦の7月7日には、まだ、立派に成長してなく、旧暦の7月7日に近づくにつれぐんぐん伸びて美しい青々とした葉を茂らせてくれます。都会の小学校の先生が「授業でたなばたさまをするのに笹を取りにいくんだけど、探すけど綺麗な笹がない理由がわかった。」と話してくれました。今スーパーでは、ビニールの七夕飾りの笹が売られています。笹や竹は今では厄介者と嫌がられていますが、社会的課題を皆で解決することがSDGsなら、自然に視点を向け、自然を感じることで自然の循環を考え、笹や竹への思いをめぐらすことができる機会となればと旧暦で七夕飾りを企画しました。
流しそうめんに大興奮!