【リリース】10月14日 京都里山SDGsめぐるプロジェクトキックオフイベントの開催

京北地域の皆様の御理解・御協力のもと、事業者等との連携により、京北地域の家庭及び市街地の事業所等から収集した生ごみをバイオガス化※1し、液肥として農業利用することで地域資源として最大限活用し、中山間地域の活性化を図る地域循環共生圏※2の事業モデルの構築に取り組んでいます。
この度、この取組に賛同いただいた事業者の皆様とともに、持続可能な京都版地域循環共生圏の社会実装を目指し協働していくことを記念し、キックオフイベントを開催します。

※1 バイオガス化について
生ごみなどの有機資源(バイオマス)を微生物の働きにより分解するものです。生成物として燃料となるバイオガスと消化液が発生します。消化液は養分に富み、分別収集を行い生ごみだけを投入することで液肥(肥料)として利用することが可能です。
※2 地域循環共生圏について
各地域が、自然等の地域資源を最大限活用しながら、地域間でつながり、補完し支え合う自立・分散・協力型の社会を形成することで、地域の活力を最大限に発揮して地域を活性化させるとともに、循環型社会だけでなく、脱炭素社会や自然共生社会の構築等を目指す考え方。

1 日時 令和6年10月14日(月・祝)午後4時30分~5時10分

2 場所 元京北第一小学校 京都里山SDGsラボ(ことす)
住所:〒601-0251 京都市右京区京北周山町下寺田11

3 出席者(敬称略・順不同)
・浅利 美鈴 一般社団法人びっくりエコ研究所代表理事
・西本 清一 公益財団法人京都高度技術研究所理事長
・安田 奉春 安田産業株式会社代表取締役
・人見 啓介 ザ・プリンス 京都宝ヶ池総支配人
・前川 隆浩 株式会社三菱UFJ銀行総務部副部長
・田中 章仁 有限会社山国さきがけセンター代表取締役・京北自治振興会会長
・久保 和平 公益財団法人きょうと京北ふるさと公社理事長
・松井 孝治 京都市長

4 次第
・開会
・出席者紹介
・事業概要説明
・市長あいさつ
・写真撮影
・閉会
・液肥で育てたお米や農作物の試食会
※ 閉会後、担当課で記者の皆様からの御質問を受け付けます。

5 プロジェクトの概要
(1)目的
多様なコミュニティを結集し、互いに知恵を出し合い、協働しながら地域資源を最大限活用し、中山間地域の活性化を図る事業モデルを構築し、持続可能な京都版地域循環共生圏を社会実装させると同時に、本取組の価値(ブランド)を高めながら社会発信する。
(2)運営体制(発足当初)
ア プラント・事業運営
安田産業株式会社
イ 排出事業者
・ザ・プリンス 京都宝ヶ池
・株式会社三菱UFJ銀行
ウ 農業事業者
・有限会社山国さきがけセンター
・公益財団法人きょうと京北ふるさと公社
・京北銘木生産協同組合
・NPO法人木野環境(農業事業者支援)
エ 運営事務局
・一般社団法人びっくりエコ研究所
・公益財団法人京都高度技術研究所
・京都市

【参考】京北地域における生ごみバイオガス化の取組の事業概要
○ (公財)京都高度技術研究所(ASTEM)及び(一社)びっくりエコ研究所が環境省から受託した実証事業(令和4年~5年度)により、バイオガス化施設を設置。令和5年4月から、関係事業者と京都市が連携を図り、バイオマスのリサイクル促進の取組を推進。
○ 京北地域の家庭系生ごみと京北地域及び市街地の事業系生ごみを、バイオガス化施設(名称:京都里山SDGsプラント「めぐる」)で処理。バイオガスと液肥を生成する。
○ バイオガス化施設で生成されたバイオガスは、同施設内の発酵槽の加温、隣接するビニールハウスでの温室栽培に活用。また、生成された液肥(肥料)を農家に提供し、液肥で育てた農作物を排出事業者や市街地に販売(還元)する。
○ 令和6年度以降も、「京・資源めぐるプラン-京都市循環型社会推進基本計画(2021-2030)-」の推進に資する施策として、関係事業者、地域住民の皆様、行政の適切な役割分担及び協働により、継続して本取組を進める。
○ 本取組を進めることにより、生ごみの減量・資源循環はもとより、中山間地域の地域活性化や市街地と里山が連携した持続可能な循環型社会を実現し、地域循環共生圏のモデル構築を目指す。
イベント資料のダウンロード先:めぐるリリース241009

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