捨て方をデザインするというのは、捨てたモノを何とかするのではなく、“捨て方”そのものを変えることで、要らないモノ=ゴミにしないことを指します。そして、“捨て方のデザイン”と同時に、その要らないモノ=素材、材料としてクリエイティブに活かす“使い方の創造”も欠かせません。
“使い方の創造”とは、何かを作るために素材を準備するのではなく、すでにあるモノの魅力や機能を再発見、再解釈して、新しい価値を生み出すこと。これらを体験することを目的として、“発想はモノから生まれる、モノ:ファクトリー”という場所、兼ブランドが誕生しました。
当初から、モノ:カフェ、モノ:レストランなど、いろいろな組み合わせをすることが可能なように、屋号には“:”を入れたのですが、10年を経て、こと:ファクトリーが生まれたことは感慨深いです。